発症後1ヶ月(入院[急性期])の間は、○○医療センターにいて、10日間位はリハビリをやらずベッドで座ったり寝たりの毎日でした。
10日目以降からは、尿管が取れ、車椅子に乗り生活するようになり、と同時に右側麻痺のリハビリが始まりました。
※「言語」「作業」「理学」とも1日各40分のリハビリを行い、「自主」は、平日朝食前と夕食後の空いた時間と土日1日中がリハビリに費やせる時間ですが、1人でやるとなると大変です。
【 医療保険 】
日付 | リハビリ | 症状 | 備考 |
---|---|---|---|
2015/9/2 ~ |
なし |
「顔」は、右頬から唇にかけて痺れていて、右目尻が少し下がり、口を大きく開けても右が開かず、唇を「い~」とやっても開きません。 「喉」は、右側が細くなった感じを受け、水をコップで飲むとむせるのでストローで少しずつ飲んでましたし、食事も大きな物は飲み込めないので刻んだ減塩食でした。 「手」は、全然だめで、腕そのものも、どの指もピクリとも動きません。 「足」は、ベッドに座って右足を持ち上げると1,2cm位持ち上がり、右足を前に出すように頑張るとこれも1,2cm位動きました。 |
入院 10日目位まで便が出ず腹がパンパンになったので、ベッドの上で看護師さんが肛門に指を入れ刺激してやっと出すことができました。 尿管を1度外したが、自力で出すことができず、また尿管を入れ、再度、尿管を外したら自力で出すことができました。 看護師さんお世話になりました。 |
2015/9/14 ~ |
「言語」: [1]口の体操(「あ」「ん」と「い」「う」の繰り返し、舌の上下左右への出し入れ等) [2]記憶力(3つ物を10分後に覚えているか、野菜の名前、動物の名前) [3]積み木のパズル [4]コップの水へストローを入れ何秒ブクブク 等々 「作業」: [1]体全体のストレッチ(太極拳みたいにスローで) [2]座ってのバランスや座ってからの立ち上がり [3]座って右手を机の上に置き上下左右に動かす 等々 「理学」: [1]仰向けに寝て右足の膝を曲げたり伸ばしたりを10回(足を動かす運動) [2]仰向けに寝て右手は肘から掌を上に持ち上げ、そこから更に上に持ち上げるようにを10回(腕を動かす運動) [3]仰向けに寝て両膝を立ててお尻を上げるのを10回 [4]バランスボールに足を乗せて、足でボールを手間に寄せたり戻したりを10回 等々 「自主」: [1]口の体操 [2]ベッドで寝て右足だけ膝を曲げ尻を浮かせてのバランス |
「顔」は、相変わらず、右頬から唇にかけて痺れているが、気持ち右目尻が上がり、口と唇も開いたような?。 「喉」は、相変わらず、飲み物はストローで飲み、食事はスプーンで少しずつ刻んだ減塩食を食べていました。ただ、右口が開きが悪いのでポロポロこぼす事が多かったです。 「手」は、相変わらず、腕そのものも、どの指もピクリとも動きません。 「足」は、車椅子に乗るようになり、右足の持ち上げが5,6cm位持ち上がるようになり、右足を前に出すのも5,6cm位動くようになりました。ただ、足首は動きません。 |
2015/09/?? 早朝から「めまい」がして夕方まで寝ていた。(吐き気が!) リハビリは、1日お休み。 言語の先生が小さくて妙に印象的な・・・。 2015/09/?? と10/?? 食事がひげに付いてしまうので、口元のみならず全体のひげを看護師さんへ整えてもらいました。※エピソード参照 |
2015/9/28 ~ 2015/10/5 |
「言語」: [1]口の体操(「あ」「ん」と「い」「う」の繰り返し、舌の上下左右への出し入れ等) [2]記憶力(3つ物を10分後に覚えているか、野菜の名前、動物の名前) [3]積み木のパズル [4]コップの水へストローを入れ何秒ブクブク 等々 「作業」: [1]体全体のストレッチ(太極拳みたいにスローで) [2]座ってのバランスや座ってからの立ち上がり [3]手すりと支えによる歩行練習 等々 「理学」: [1]仰向けに寝て右足の膝を曲げたり伸ばしたりを10回 [2]仰向けに寝て右手は肘から掌を上に持ち上げ、そこから更に上に持ち上げるようにを10回 [3]仰向けに寝て両膝を立ててお尻を上げるのを10回 [4]手すりと支えによる歩行練習 等々 「自主」: [1]口の体操と顔のマッサージ [2]ベッドで寝て右足だけ膝を曲げ尻を浮かせてのバランス [3]車椅子で右足だけで前進と後進 [4]車椅子に乗って右腕が固まらないように両腕の曲げ伸ばし 等々 |
「顔」は、右頬から唇にかけて相変わらず痺れているが、右目尻が改善され戻ったような、口も大きく開けると少し右が開きました。 「喉」は、水をコップで飲むとまだむせますが、少し改善して量が多く飲めるようになりました。 「手」は、全然だめです。腕そのものも、どの指もピクリとも動きません。 「足」は、車椅子に乗るのも慣れ、右足の持ち上げが10cm以上持ち上がるようになり、右足を前に出すのも10cm以上動くようになりました。が、まだ歩くのは無理みたい。 |
2015/10/05 右首筋と右肩甲骨上あたりが凝りのためシップを貼る 2015/10/05 ○○大学病院へ転院 |
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【 エピソード(episode) 】
「ひげの整え」: ある日、ひげが伸びて来たのでハサミで整えていたら、看護師さんが来て「おもしろそうな事をしてますね。少しやらせてくれます?」と言う事になり、少し整えてもらいました。 という事で、1週間後のひげは丸々整えてもらいました。 ひげなのか頭髪なのか耳の脇辺りを整えてもらっている時に、ひげと頭髪の区別が分からないからと笑いながら上(頭髪)の方も一緒に整えてもらいました。 ○○看護師さんありがとうございました。 ※転院先の病院にも週1回ひげを整えてくれるように申入書に書いておくとか言ってましたが・・・ |
●急性期脳梗塞に対するtPA静注療法※4.5~8時間以内に行なわなければいけない治療
●急性期脳梗塞に対する脳血管内治療
●超急性期脳梗塞に対する血栓回収療法
▼ふくとみクリニック(大阪市都島区)
・再生治療の効果と可能性
・再生医療の診療の流れ
・治療費について
▼釧路孝仁会記念病院(北海道釧路市)
・脂肪由来幹細胞治療の特徴
・脂肪由来幹細胞による治療の流れ
・脂肪由来幹細胞治療の治療費について
・患者様の症例
▼デイクリニック天神(福岡市中央区)
・脳出血・脳梗塞後の後遺症の再生医療
▼BTRアーツ銀座クリニック(東京都港区)
・自己脂肪由来間葉系幹細胞を用いた脳血管障害治療
・テルモ生命科学芸術財団の生命科学のDOKIDOKI研究室の・再生医療治験のお知らせ:札幌医科大学付属病院 ※2016/10/01時点、脳梗塞の治験参加者募集中!
「第14回 骨髄幹細胞で脳梗塞を治療」(紙芝居)と
「脳梗塞や難治性の病気に役立つ研究を続けたい」(札幌医科大学 医学部附属フロンティア医学研究所 本望 修教授インタビュー) に詳しく説明されています。
・Muse細胞がもたらす医療革新‐動物モデルにおいて脳梗塞で失われた機能の回復に成功‐:東北大学大学院医学系研究科※脳梗塞患者を対象としたMuse 細胞製品「CL2020」の探索的臨床試験を2018年9月中旬から開始 → 詳細はこちら
・生体に内在する多能性幹細胞Muse細胞を用いた次世代再生医療開拓への挑戦:東北大学大学院医学系研究科
・多能性をもつ「iSC細胞」の実用化に向けた再生医療についての研究を開始:兵庫医科大学
・先端医学研究所 神経再生研究部門:兵庫医科大学
サンバイオの再生医療(再生細胞薬)※現在は、募集している治験はありません。(2018/10/01)
脳梗塞のほか、外傷性脳損傷、加齢黄斑変性、網膜色素変性、パーキンソン病、脊髄損傷及びアルツハイマー病等、既存の医療・医薬品では対処できない中枢神経系領域の疾患を対象としています。
脳出血のリハビリだけでなく、脳出血、広くは脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)に関する基礎的な知識も押さえて置きましょう。
病気の症状・治療やリハビリのことだけでなく、退院後の再発防止のことや薬、食事のことまで載ってますので、一度ご一読するよう強くお勧めします。