発症後3-5年(維持期)のスタートは、2017/09/05に肘と指が動くようにボトックス注射を打ち、25日頃入院してまた短期集中リハビリをやることです。
今度のリハビリには、慶應義塾大学病院でやっていた初期の頃の「BMI療法」で使用していた「MURO Solution(ミューロ ソリューション)」と促通反復療法(川平法)の回外、回内運動をして、手指の基本機能を実現する事です。
ただ、他所の大学病院で、今まで取り扱っていない医療機器と新しい療法を取り入れて試してもらえるか?と言うのが一番の難題です。先生に話してどうなるかですが、やってみるしかありません。 → 重複診療になるので「NG」との事!
2017/11/06に湘南慶育病院が開設し、そこへ次世代リハビリテーション施設「スマートリハ室」を慶應義塾大学が立ち上げるので、12月頃に何とか参加できないか検討中です。 → あまりにも費用が掛かり過ぎるので断念!
2017/12/05には足首がしっかり曲がるようにボトックス注射を打ち、翌日に入院してまた短期集中リハビリをやることにしました。
2018/05/08に肘がスムーズに曲がるように、09/04に足首がしっかり曲がるようにボトックス注射を打ち、07/11より水曜日と日曜日に健康増進センターに行って自主リハビリをやることにしました。
※これまで短期集中リハビリを3回行って来て、麻痺手の指(小指以外)がパー側に反応して来たとか、握力が「15」になったとか、立って腕を尻に持って行ける(肩関節内旋ができる)ようになったとかの成果は上がったが、目標にしていた、指をパー側の動くようにとか、回外側に動くようにとかは達成できていない。(動くような気配はあるが・・・。)
これは、リハビリ動作の反復回数が少ないのが原因と思われるが、自力だけでは限界があり、他力やロボットの力を借りてリハビリをやりたいが、そう言う環境になく、歯がゆい思いです。
この状況を何とかしたいのですが・・・・・。
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ボトックス注射の力を借りてのリハビリにて少しでも回復するように試みたが、思うような結果が得られなかった。が、以下の結果を踏まえて、再度リハビリにチャレンジして行きます。【 身体障害者2級(上肢2[重度],下肢4[中等度]) 】
【 障害年金2級 】
【 介護保険:要支援1 】
日付 | リハビリ | 症状/実績 | 備考 |
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2017/9/1 ~ 2017/9/19 |
「リハビリ」: 週1回(木) [1]レッドロープを使用したストレッチを15分 [2]ベッドでの基本運動と麻痺腕の可動域拡大運動、回外運動を45分 [3]IVES(アイビス)による指・手首の刺激を15分 ※その他詳細メニューは、デイサービスの企業秘密との事! 「自主トレーニング」: なし ※仕事の準備のため |
「手」 「足」 ※前状態のまま |
2017/9/5 短期集中リハビリのパフォーマンスを上げるため、この日にボトックス注射を打ってから入院する事にしました。 ※下部のエピソードを参照してください。 |
2017/9/20 ~ 2017/10/31 |
「リハビリ」: [1]磁気刺激装置「Pathleader(パスリーダー)」を腕に当て指を刺激する(20分) [2]スパイダースプリントを麻痺指にはめて、お手玉を腹で握り、腕を伸展し右脇に離す事の繰り返しと回外筋肉の強化運動(40分) 「自主トレーニング」: ●立って尻の上に手を回す ●ゴムロープにて腕の回外側に回すのと上腕二頭筋の筋力UP |
「手」 [1]立った状態で麻痺した手を尻に回せるようになった。 [2]回内筋にボトックス注射を打っても緩む事も無く、回外へ回せる様にはならなかった。 「足」 足にも1箇所だけにボトックス注射を打ちましたが、ほとんど変化なしです。 |
入院しての短期集中リハビリ(上肢) |
2017/11/1 ~ 2017/12/05 |
「リハビリ」: 週1回(木) [1]レッドロープを使用したストレッチを15分 [2]ベッドでの基本運動と麻痺腕の可動域拡大運動、回外運動を45分 [3]IVES(アイビス)による指・手首の刺激を15分 「自主トレーニング」: ●ゴムロープにて腕の回外側に回すのと上腕二頭筋の筋力UP |
「手」 「足」 ※前状態のまま |
2017/12/5 短期集中リハビリのパフォーマンスを上げるため、この日にボトックス注射を打ってから入院する事にしました。 ※下部のエピソードを参照してください。 |
2017/12/06 ~ 2017/12/28 |
「リハビリ」: [1]麻痺足の筋力UPと指が丸くならないように起立台で屈伸運動(20分) [2]杖なしで麻痺足の指が丸くならないように注意しての歩行練習(20分) 「自主トレーニング」: ●杖なしで病院内を歩く ●ゴムロープにて腕の回外側に回すのと上腕二頭筋の筋力UP |
「手」 腕(回内筋)にも1箇所だけにボトックス注射を打ちましたが、ほとんど変化なしです。 「足」 杖なしで5m位は足の指が丸くならないで歩けるようになった。 ※足首中心にボトックス注射を打ったが、指が丸くなると足首や膝も硬くなるようで、足全体が棒のようになり歩き難くなる。 又、まだ杖あり歩行の方が杖なし歩行よりも早く歩けるので、まだまだ杖なし歩行での練習が必要だ。 |
入院しての短期集中リハビリ(下肢) |
2017/12/29 ~ 2018/07/10 |
「リハビリ」: 週1回(木) [1]レッドロープを使用したストレッチを15分 [2]ベッドでの基本運動と麻痺腕の可動域拡大運動、回外運動を45分 [3]IVES(アイビス)による指・手首の刺激を15分 「自主トレーニング」: ●杖なしで歩く(装具あり)※室内だけ |
「手」 「足」 ※前状態のまま |
2018/5/8 外来にて上肢(肘)にボトックス注射を打ちました。 ※下部のエピソードを参照してください。 |
2018/07/11 ~ |
「リハビリ」: 週1回(木) [1]レッドロープを使用したストレッチを15分 [2]ベッドでの基本運動と麻痺腕の可動域拡大運動、回外運動を45分 [3]IVES(アイビス)による指・手首の刺激を15分 「自主トレーニング」: ●杖なしで歩く(装具あり)※室内だけ →装具の締め付けによる足の浮腫みをなくすため、装具なしで歩くようにしました。 ●健康増進センターで以下を実施 ・NuStep(ニューステップ)で麻痺手足をゴムで固定させ、できるだけ健康な手足と同じ動きをするように全身運動する。(低負荷でゆっくり何回も) ・ラットプルダウンを利用し、麻痺手の肩と肘の屈曲・伸展を繰り返し、スムーズに動くように反復運動する。(最低負荷で上腕二頭筋に力が入るように何回も) ・セラバンドを手すりに固定させ、もう一方を麻痺の手首に巻き付け、色々な態勢で引っ張り筋肉を慣らして可動域を広くします。 |
3年を過ぎてから回復が実感されなくなって来た。 なので、健康増進センターへ行って何とか回復しない物かと始めた。(リハビリ回数を増やす目的もある) 「手」 肩:可動範囲が広くなった。痛みがないが頭に上げて来ると肘が曲がって来る。肘と合わせて反復運動をすれば少しづつ回復するように思う。 肘:曲げ伸ばしや回外の動きはほとんど変化なし。ボトックス注射など外部の補助がないと回復が難しそうだ。 指:痙縮(けいしゅく)の強弱が極端になって来た。小指だけがパー側に動くが、他の指も痙縮(けいしゅく)が弱い時にパー側に動くような気がする。 「足」 足首は固くつま先が突っ張るし膝に力が入らずカクカクする。なので、ボトックス注射を打って足首を柔らかくしたいと思ったのですが難しかったです。 ※健康増進センターで頑張ってリハビリやってましたが、左右バランスが崩れているのをゴムを利用して無理やり左右対称にしてリハビリをしたのが悪かったのか腰痛になってしまってた。 麻痺側の股関節が炎症を起こしそこから腰痛になったようです。無理は禁物です。 |
2018/9/4 外来にて下肢(足首)にボトックス注射を打ちました。 ※下部のエピソードを参照してください。 |
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【 エピソード(episode) 】
「ボトックス注射」: 2017/9/5: 手指中心に、筋肉的は大きく4箇所(100ml、80ml、70ml、50ml)に打ち、肘と腕の回内と指と親指が緩むようにしました。 効いてくる日数が短くなるも(約1週間)、回内筋が緩まなかった。 2017/12/5: 足首がスムーズに曲がるように足首を曲げながら抵抗が感じられる筋肉へ300ml打ちました。 注射を打って直ぐに効いたように感じられたのですが、約1週間位でその効き目もなくなってしまった。 ※ボトックス効果と痙縮(けいしゅく)は、相反する物で、痙縮が出るとボトックス効果が薄れて行くのではないかと思われます? なので、痙縮が出ないようにリハビリをしなければならないのですが、これってかなり難しいです。ん~~~どうしよう?? ※痙縮については、 の痙縮(けいしゅく)と拘縮(こうしゅく)を参照してください。 2018/5/8: 2018/9/4: 「入院しての短期集中リハビリ」: 2017/05/16~06/30, 09/20~10/31, 12/06~12/28: 上下肢の短期集中リハビリを行ったが、大きな成果(回復)は見込めなかった。 と言うのも、教授が回診で回外・回内の反復運動を何千何万回実施しなければ難しいと発言しても、療法士が一切、反復運動を実施しないからです。 教授が支持しないのが悪いのか、療法士が理解しないのが悪いのか、分からないが、全然反復運動をしない! 短期集中リハビリなのにおかしいと思いませんか? 全部患者自身でが行うのであれば、入院する必要がないのでは??と言う事です!! やはり、病院で促通反復療法(川平法)を実施している所としていない所では、ボトックス注射の効果も含め療法士の「質」と言うか「意識」「考え方」が全然違うので、 断然、促通反復療法(川平法)を実施している病院をお勧めします。 「病院内で風邪」: 2017/12/18~24: 12月になり急に寒くなったせいか看護師が風邪を引き、次に患者Aが引き、そして、私が引きました。 お陰でリハビリができませんでした。たった3週間の入院なのに~~! |
●急性期脳梗塞に対するtPA静注療法※4.5~8時間以内に行なわなければいけない治療
●急性期脳梗塞に対する脳血管内治療
●超急性期脳梗塞に対する血栓回収療法
▼ふくとみクリニック(大阪市都島区)
・再生治療の効果と可能性
・再生医療の診療の流れ
・治療費について
▼釧路孝仁会記念病院(北海道釧路市)
・脂肪由来幹細胞治療の特徴
・脂肪由来幹細胞による治療の流れ
・脂肪由来幹細胞治療の治療費について
・患者様の症例
▼デイクリニック天神(福岡市中央区)
・脳出血・脳梗塞後の後遺症の再生医療
▼BTRアーツ銀座クリニック(東京都港区)
・自己脂肪由来間葉系幹細胞を用いた脳血管障害治療
・テルモ生命科学芸術財団の生命科学のDOKIDOKI研究室の・再生医療治験のお知らせ:札幌医科大学付属病院 ※2016/10/01時点、脳梗塞の治験参加者募集中!
「第14回 骨髄幹細胞で脳梗塞を治療」(紙芝居)と
「脳梗塞や難治性の病気に役立つ研究を続けたい」(札幌医科大学 医学部附属フロンティア医学研究所 本望 修教授インタビュー) に詳しく説明されています。
・Muse細胞がもたらす医療革新‐動物モデルにおいて脳梗塞で失われた機能の回復に成功‐:東北大学大学院医学系研究科※脳梗塞患者を対象としたMuse 細胞製品「CL2020」の探索的臨床試験を2018年9月中旬から開始 → 詳細はこちら
・生体に内在する多能性幹細胞Muse細胞を用いた次世代再生医療開拓への挑戦:東北大学大学院医学系研究科
・多能性をもつ「iSC細胞」の実用化に向けた再生医療についての研究を開始:兵庫医科大学
・先端医学研究所 神経再生研究部門:兵庫医科大学
サンバイオの再生医療(再生細胞薬)※現在は、募集している治験はありません。(2018/10/01)
脳梗塞のほか、外傷性脳損傷、加齢黄斑変性、網膜色素変性、パーキンソン病、脊髄損傷及びアルツハイマー病等、既存の医療・医薬品では対処できない中枢神経系領域の疾患を対象としています。
脳出血のリハビリだけでなく、脳出血、広くは脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)に関する基礎的な知識も押さえて置きましょう。
病気の症状・治療やリハビリのことだけでなく、退院後の再発防止のことや薬、食事のことまで載ってますので、一度ご一読するよう強くお勧めします。