
脳出血は、何の予兆も無く、突然ファミレスで起こりました。
2015/09/02(水)のPM3時頃ファミレスに入り、夕方少し前に、店を出ようかとなり、立ち上がった瞬間、
右手の人差し指がしびれて、思わず「右手がしびれ来た」と叫び、徐々に肘、肩まで電気が伝わるようにしびれて来て、4,5歩あるいた時には、
もう体のバランスを取るのも難しく、直ぐ近くの椅子に腰掛けました。
それを見ていた友人が、直ぐに救急車を呼び、救急車で病院に運ばれ、担架に移し変えられたところまでは意識はありましたが・・・・・。
(この間、頭が痛いとかは「全く無く」、周りの人たちの声は聞こえていましたが、自分が声を発する事は出来なかったように思います。
顔も鏡を見ていないので何とも言えませんが、右側がだらんと垂れ下がっていたのだと思います。)
その後の記憶はありませんが、目が覚めた時は、自分の体に管が2,3本刺さっていたのを覚えています。
それと、ICUから一般病棟へ移る時に「脳卒中センター」の文字が見え、初めて何が起こったのかが分かり、
自分自身の右半身(顔、腕、足)が動かなくなったんだ、と言う事を覚えています。
(後で聞いた話ですが、約10日位ICUで寝ていたそうです。[身内談、本人意識無し])
こうして闘病生活がはじまりました。
最初は、話す事もままならず、足も手指も全然動かなかったのですが、初期のリハビリで足と少し話せるようになり、
転院してのリハビリで、まだ呂律が回らない部分がありますが、話す事ができるようになりましたし、
足は杖歩行可能になり、手は腹付近まで上げられようになって、指はグー側に動くようになりました。
一方で、少しずつ回復し退院が迫ってくると、精神的には不安が増していきましたが、偶然出会った看護師のお陰で入院中はあまり不安を感じずにリハビリに集中することができ
無事に退院する事ができました。
※入院中の詳細については、
発症後1ヶ月(入院[急性期]) や
発症後2-4ヶ月(転院[回復期]) を参照してください。
退院直後は、右半身麻痺したまま一人だったので、仕事も満足に出来ず、この先どうなるだろう?と言う不安でいっぱいでした。
(そのためか、何回かリハビリを兼ねて歩いて転移先の病院へ行きました。)
が、半年も過ぎると、不安も徐々に小さくなり、良い意味で開き直る事ができ、日常の生活にも慣れ、余裕も出て来ました。
そういう時、足のツッパリが気になりだしました。
どうして、歩けば歩くほど段々足が突っ張って来るんだろう?と??
そこからネットで色々調べ始めて、結果、このサイトを作成するに至りました。(2016/07/13)
※一番は、退院後に生活していくための情報(病気、薬、再発、リハビリ、体調維持・回復、復職・仕事、公的制度の事等々)やサイトが一つにまとまっている物がなかった。
と言うのが大きかったです。
まずは、以下の2011年9月4日放送のNHKスペシャルのVTRを見てください。
「脳がよみがえる 脳卒中・リハビリ革命 / 促通反復療法 川平和美教授」(PCのみ:ノーカット)か
「脳卒中・リハビリ革命 1」と「脳卒中・リハビリ革命 2」(PC、スマホ:編集版)
希望が湧いて来ませんか?
ためしてガッテンの 2012年6月6日放送分「つかむ!歩く!脳卒中 夢のリハビリ最前線」でも、
「もう発症後6か月たったからと諦めることはありません。・・・・・今回紹介した治療法は、この痙縮を和らげます。リハビリの歴史が変わる。そんな時期にさしかかっているのかも知れません。」
と、言っています。
ただ、これらの療法は、現時点、だれでもが受けられる訳ではなく、実施地域に行ける方、適応条件を満たす方が対象となっています。
それでも退院後(特に発症後3年未満)のリハビリが非常に大事ですので、希望を持ってチャレンジしてみませんか?
私の場合、入院中はただただドクターに言われるままリハビリに没頭し、まったく脳出血の事について知ろうとする事はしませんでした。
退院後、精神的にも肉体的に落ち着いて来て、ひょんな事からつっぱりの事を調べ始めたのがきっかけで、このサイトを作るまでになったのですが、お陰で色々な事を知る事ができました。「6ヶ月の壁」の事も!
しかし、「手」は、「6ヶ月の壁」を過ぎてから肩の痛みが少しずつ取れて来て、逆に可動域が少しずつ広くなり、発症後1年を過ぎてからやっとリハビリをできる状態になって、今に至ってます。
「6ヶ月の壁」は、どうなっているのでしょうか? 「百人百様」でこう言う事もあると言う事でしょうか??
そもそも脳出血とは「どんな病気で」、「どのような後遺症(麻痺や障害)が残り」、「どのレベル・ステージなのか」を知らなければ、どの様なリハビリ・治療法を実施すれば良いか? はたまた、どの様な食事や生活をすれば再発を防げるのか? が分かりません。
自分自身、まだ道半ばも行っていませんが、手探り状態ながらも前向きにやって行こうと思っていますし、本リハビリ記録が同じように方々の一助になればと思っています。共に頑張って行きましょう!!
※上記NHKスペシャルのVTRに出てくる「促通反復療法(川平法)」や「慶応義塾大学病院のBMI療法」の詳細は、
や
を参照してください。
※ご自分の麻痺が今どのレベル・ステージなのかを知るには「【ブルンストロームステージ】片麻痺の評価段階を徹底解説!」で確認できます。
※自分のリハビリ記録の他、様々なリハビリ・治療法情報や広く脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)に関する知識と関連するお役立ち情報の発進、そして、ボランティアで Yahoo知恵袋 の質疑応答を通して発信する活動もやってますので、一度ご一読して見てください。
尚、
Yahoo知恵袋に関する内容は、にあります。
●急性期脳梗塞に対するtPA静注療法※4.5~8時間以内に行なわなければいけない治療
●急性期脳梗塞に対する脳血管内治療
●超急性期脳梗塞に対する血栓回収療法
▼ふくとみクリニック(大阪市都島区)
・再生治療の効果と可能性
・再生医療の診療の流れ
・治療費について
▼釧路孝仁会記念病院(北海道釧路市)
・脂肪由来幹細胞治療の特徴
・脂肪由来幹細胞による治療の流れ
・脂肪由来幹細胞治療の治療費について
・患者様の症例
▼デイクリニック天神(福岡市中央区)
・脳出血・脳梗塞後の後遺症の再生医療
▼BTRアーツ銀座クリニック(東京都港区)
・自己脂肪由来間葉系幹細胞を用いた脳血管障害治療
・テルモ生命科学芸術財団の生命科学のDOKIDOKI研究室の・再生医療治験のお知らせ:札幌医科大学付属病院 ※2016/10/01時点、脳梗塞の治験参加者募集中!
「第14回 骨髄幹細胞で脳梗塞を治療」(紙芝居)と
「脳梗塞や難治性の病気に役立つ研究を続けたい」(札幌医科大学 医学部附属フロンティア医学研究所 本望 修教授インタビュー) に詳しく説明されています。
・Muse細胞がもたらす医療革新‐動物モデルにおいて脳梗塞で失われた機能の回復に成功‐:東北大学大学院医学系研究科※脳梗塞患者を対象としたMuse 細胞製品「CL2020」の探索的臨床試験を2018年9月中旬から開始 → 詳細はこちら
・生体に内在する多能性幹細胞Muse細胞を用いた次世代再生医療開拓への挑戦:東北大学大学院医学系研究科
・多能性をもつ「iSC細胞」の実用化に向けた再生医療についての研究を開始:兵庫医科大学
・先端医学研究所 神経再生研究部門:兵庫医科大学
サンバイオの再生医療(再生細胞薬)※現在は、募集している治験はありません。(2018/10/01)
脳梗塞のほか、外傷性脳損傷、加齢黄斑変性、網膜色素変性、パーキンソン病、脊髄損傷及びアルツハイマー病等、既存の医療・医薬品では対処できない中枢神経系領域の疾患を対象としています。
脳出血のリハビリだけでなく、脳出血、広くは脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)に関する基礎的な知識も押さえて置きましょう。
病気の症状・治療やリハビリのことだけでなく、退院後の再発防止のことや薬、食事のことまで載ってますので、一度ご一読するよう強くお勧めします。
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本家(鹿児島大学リハビリテーション医学)の促通反復療法(川平法)実施病院リストに無くて実施している病院、施設、理学・作業療法士あるいは、接骨院・整骨院をご存知の方、情報提供をお待ちしております。